かつて漁獲量で、日本一にもなったことのある市場なのです。
そして、その市場は構造の美しさでも他に負けないものだったと僕は思うのです。
早速、その姿をお目にかけましょう!
この屋根は、何にみえるでしょうか?
ここ町の名は「鮫町」といいます。
・・・だったらサメの歯でしょうか?
いやいや、どうやら「波」をイメージして作ったみたいです。
機能性だけではなく、そんなところにも気を使った市場。
ちょうどその左端には、ウミネコの繁殖地「蕪島」が見えます。
その島の上には蕪島神社があったのです。
しかし現在、市場の「波の屋根」も蕪島の「蕪島神社」もありません!
これとおんなじ景色はもう見ることは出来ないですね。
本日の僕の歌 「海鳥になって」
*市場の屋根は老朽化で普通の屋根に変わりました。
蕪島はh27年11月に火事により焼失してしまいました。
只今、蕪島復興のために多くの方々が動き出しています。
蕪島神社 再建実行委員会HPはこちらです。
三陸復興国立公園 種差海岸の北の玄関口が蕪島なのです。